勇気は夢を叶える魔法

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「彩夏!なに泣いてんのよ!!」 まるで時間が止まったかのようにとても長い時間泣いていた感じがする。 静かに声も出さず小さくうずくまりただ、いっぱいの涙を浮かべる私に美紀がそっと私の頭を撫でて泣き止ませてくれた。 「彩夏、元々小さいのにこんな小さくなって泣いて…、子供みたいだよ」 「グスッ……私まだ16歳の子供だよ」 美紀は笑ってさらに私の頭を撫でてくれた。
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