始まり

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俺が抜け出すことにてこずっている間に両足と腰、左腕に首にまで触手が巻き付いてきた。 「クッ……」 触手が完全に抵抗できなくなった俺をゆっくりと光へ引きずり込もうとする。 「クソッ」 足掻くが虚しくも光の前まで来ていた。その時、今までゆっくりのペースを保っていた触手が一気に俺を光へ引き込む。 その時、俺は気を失った。
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