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「……まだだったんですね」
まだ??
「どういうことだ」
意味がわからない。
こいつは何を言ってるんだ。
「すぐに分かりますよ。あなたに会うのを楽しみにしています」
「おい!勝手に話進めるな」
「時間ですね。それでは、またお会いしましょう。悠都」
ちょっと待て!
なんで声が出ないんだ??
だんだんと薄れ行く意識の中で、彼は綺麗な顔で微笑んでいた。
女性のような美しさ……
見惚れるほどの美しさ……
俺が抱いた彼の印象はそれだった……
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