ひとり

中学校

中学も保育園からの奴らだけだった

そして11歳も離れた先輩と出会う
昭さんだ
この人はめちゃくちゃ不良だった人で怒らせるとスゲー怖かった

その人にバイクを教えてもらった
不良の道に憧れた

次第に学校もサボるようになる

中２になり本格的に不良と呼ばれる
でも仲間はいない

昭さんだけが味方だと思った

学校にいけば問題を起こし先生には怒鳴られ
その挙句先生までボコった

中２の冬
尊敬する親父が死んだ
肝臓ガンだった
俺はまた荒れた

同級生は通夜に来たが来なくていいと思った
誰一人自分の意志で来た奴はいないと思ったから
無免で原付き乗ってて捕まるわ
朝っぱらから先生どつき回すわ
最悪だった

中３になり後輩とかも近寄らない
ムカつく奴は潰した
なんか自分のなかで毎日モヤモヤしてた

同級生は皆派閥はあるが不良は俺だけ
女の子のイジメられてる方の子とは話しが合いよく話してた

またまた体育の時暇だったので柔道の授業に出た
すると先生がクラスでも勉強もスポーツも優秀な奴と試合を組みやがった
大嫌いな奴だった
俺は大外刈りでそいつを倒し戻ろうと襟の手を離すと寝たまま股間に蹴りを入れられた
俺はキレた
殺そうと思った
先生は必死で止めに入り俺を付き離した

まあここで悪くなるのは不良の俺
わかりきってた

家に帰り町へ出た
また昭さんとこに行った

そんな中学生活がすぎ卒業
泣くとかありえなかった