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名前は走愛会 婆羅門と言うチームに入った
さらに仲間が出来たと思った
すぐに俺は総長補佐の地位についた
松木 孝雄さんは尊敬する総長だった
旗揚げは盛大だった小さな町だったけどギャラリーもかなり集まってお祭り状態だった
そして半年後総長たちは引退する
次の頭は俺だった
先代のチームを守るのに必死だった
正月も負けないくらいの集会を開いた
頭になると自然と人が集まって来た
今思うと肩書きはすごい
ある日仲間が彼女に手を出されたと言ってきた
一つ下の奴だった
二人とも友達だったので話しを聞いた
明らかに後輩が悪かった
仲間の女と知りながら手を出そうとしてたから
仲間は後輩をボコった
頭は血まみれだった
そこにパトカー
タイミング悪すぎ
全員パクられた
もちろん俺も
そして俺らは前の傷害事件がぽつりぽつり出て来てそのまま留置
ここからが最悪の人生はじまり
仲間は裁判待ちで年少か鑑別いくかもしれない状態だった
俺は頭だったから仲間を失いたくないと思い集会を一時中止した
もちろんみんなに説明した
裁判が終わるまでと
裁判までは2ヶ月以上かかるがみんなは我慢出来なかった
俺は呼び出され言われた
お前にはついていけない
裁判が終わるまでとか別に俺たちに関係ない
ヨシも仁も同じ意見だった
俺は頭を辞めた
また一人になった
仲間を守ろうと思っただけなのに
みんな仲間は大事じゃないのか?と今も引きずっってる
先代に言われたことはお前に人徳がないだけだと
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