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ボーーーッ!ボーーーッ! 船の鈍い汽笛音が多数聞こえる。 清々しい天気の中に広がる夢想の音楽…
ここザーギトスではいつも沢山の人が往来し、あるものは手にした宝を売りさばきに、あるものはギルを使い何かよい掘り出し物はないかと探しにきている…
そんな街のある一角…
古風ながらも割と広めで大きな一軒家。表札には
-- ARTHEL --
とかかれている。
そして中から女性の声が聞こえる。誰かを起こしているみたいだ。
???「デューク、デューク起きなさい!今日はアールと約束があるんでしょう?早く起きて!せっかく作ったミメット菜のスープが冷めてしまうわ!」
デューク「!?いっけね、ラミラ姉ありがとう!スープは代わりに飲んでおいて!もういかなきゃ~…とと、忘れるとこだった」
ラミラ「もう!仕方無いわねっ。ほらあんたのアタッチメント、そろそろセットしなくても、ケアル位使えるようになりなさいよ!」姉がそういいおわると、ドアの外から威勢のよさそうな声が聞こえてくる。
ラミラ「お父さん~、ちょっと出てくれる~?」
奥の部屋で食事をとっていた父が扉を開ける。そこには長身に切れ長の目をした銀髪の、やたらとでかい銃のようなものを携えた青年がいた。
銀髪の青年「あ、アーセルさんお早うございます!」
デュークの父「やぁお早うアール、今日も元気そうだね。今デュークが来るから少し待っていてくれ。」
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