貿易都市ザーギトス

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父親に呼ばれるより早く、デュークがやってきた。 「父さん、アールお早う!悪い!寝坊した!」 父親もアールもいつもの事、のような表情をしている。 デュークの父「あまり遅くなる前に戻るんだぞ」 デューク「わかっているよ、さぁアール行こうか!」 そういうと二人はデュークの家を後にした。 アール「あ~あ、残念だな。今日はお前の姉さんと話できると思ってたのにな。」 デューク「あはは、まったくアールも姉ちゃんが好きなんて変り者だよな、確かに魔法の腕はいいし、あの街でサンダー魔法を極めているのは姉ちゃん位だろうけど、怒るとそこら中にサンダガ落ちてくるんだぞ…」 アール「あぁ、あの光景は凄まじいな…だがそれを差し引いて尚ありあまる美しさだ…」 アールは虚空をみつめている…と アールが突然大声をだした。 アール「デューク見ろ、あれモーグリじゃないか!?確か図鑑で見たことが…あぁ!?」 デューク「うわぁ!?」 モーグリ「クポ!」 デューク「ちょ、待って俺のアタッチメントどうするきだ!?」 モーグリ「ゴメンクポ、急いでいるクポ、借りるクポ~…」そういいながら飛び去るモーグリを、アールと共に必死に追い掛ける。モーグリはザーギトスはずれの草むらへ飛んで行った。
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