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隆哉が煙になった後、亮の部屋に、いつものメンバーで集まっていた。
・・・でも、1人足りない・・・
隆哉のお気に入りで勝手に指定席にしていた
窓際のソファーに、ぽっかりとあいてしまった空間
やわらかに当たる夕日が悲しい程に、いない彼の存在を主張している。
先ほどは取り乱して暴れた亮は、青い顔をしながらも冷静を保っている。
泣きはらし真っ赤になった目をした亜弥の、肩を抱くようにして翔が座っている。
あたしは・・・やっぱり涙が出てこない
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