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くすぐったいようで、温かくて何だか気持ちいい…
モジャ男が、他の指も一本ずつ口に含む度にゾクゾクッと何とも言いようのない感覚に襲われた。
何、これ…
モジャ男に、キスしたくてたまらない。
「っ…、枢…」
「…何?」
「キス…して欲しい…です…」
「じゃあ、今から続きをやる?」
「続き…?」
「靴箱でキスした時の続き。」
「…いっぱいキスして…くれますか?」
普段の私らしくない言葉…。
きっと、理性というものがどこかへ飛んでいってしまってるんだと思う。
「…お前、ホント俺を煽るの上手いよな。可愛くてたまんねー…。たくさんキスしてやるし、たくさん気持ちよくしてやる。わかった?」
「…はぃ」
モジャ男は、嬉しそうな顔をすると私をそのままソファーに押し倒して、何度も何度も深いキスをしてくれた。
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