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「大袈裟ですよ。じゃあ、私…お兄ちゃんにダンボールを渡さなくちゃいけないんで、お先に失礼します。」
私は、そう言うとダンボール1箱をレンジ先輩に渡した。
「大袈裟なんかじゃねーよ。俺の本心だよ。」
レンジ先輩は、優しいな。
「…ありがとうございます。」
レンジ先輩に、お礼を言うとダンボールを3箱持ってお兄ちゃんの元へ戻った。
列は、更に長くなってるんだけど…
ダンボール3箱でも足りない気がする…
「お兄ちゃん、ダンボール持ってきたよ。」
「おぅ。ありがとな。貰ったチョコを、箱に詰めてくれないか?」
「ん、わかった。」
お兄ちゃんの足元にある大量のチョコを、ダンボールに詰めていると…
「ひより…?お前、何してんの?」
声がする方を見ると、モジャ男が不思議そうな顔をして私を見ていた。
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