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ガクガクと震える少女を男達の冷笑が押さえ込む。
「こんな時間にこんなとこ1人で歩いててよぉ。襲ってくださいって言ってるみてーなもんじゃねーか」
「ヤるだけヤったら剣崎んとこにでも売り付けようぜ」
「へへへ、そうだな」
男達の不快な笑いがビルの壁に囲まれた狭い路地裏にこだました。
「や……っ……はな……っ!」
乱暴に押し倒され、手足を押さえつけられた少女は必死に叫ぼうとしたが、思うように声が出ない。
抗う少女の力など赤子に等しく、ビリビリと布を引き裂く音と共にまだ幼い躰が露になった時だった。
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