年明けならず……

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―――日本中央病院 「先生!佑樹、佑樹はどうなんですか?」 「わかりませんが、生きているのは確かです。様子を見てみましょう。」 幸子は‘生きてる,と聞いて少しほっとした。 大切な人を一回失ってる。従って、佑樹が死んでいないと聞いて少し落ち着いたようだ。 「ありがとうございました。先生。」 幸子はそういって病室を出た。 幸子はトイレに行き思いっきり泣いた。 「ありがとう……佑樹。生きててくれて……。そして、私と海斗をおいて行かないでくれて。ありがとう……」
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