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突然放送が入った。
『此処にいる皆さん、こんにちは。私は‘神,です。信じられない人もいると思うので、此処にいる人一人殺しましょう。』
その放送が入り周りがざわついてきた。
そして、中年男性の人が天井のスピーカーにむかって叫んだ。
「お゛い。人はそう簡単に死なないんだよ。ってか早く此処から出せよ!!!」
「そうだ!!そのおっちゃんの言う通りだ!」
「早く此処からだせ!!」
周りが慌ただしくなりまた放送が入る。
『では、人は簡単には死なないといったそこの男性。お前にしよう。』
さっきの男性がいった。「なにがだよ!!!」
返答がこない。
「なんか、喋れ。早く質問に答え……ろ……。なんか……急にハァ-、ハァ苦しく……」
バタッ……
「し、死んだのか?」
近くにいた若い男性が言った。
遠くから、人が走ってきた。
「私は、医者だ。かしてみなさい。」
首に手をあて、目を見て瞳孔が開いているか見た。
そして、その医者と名乗る人が立ち上がった。
「駄目だ。死んでいる。」
回りは一瞬静まり返った。
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