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2年のクラス替え。
始業式終わり、
先生から次のクラスが書かれている紙を
元のクラスの教室で配られた。
友達と一斉に見ようと話し、全員が紙を手に取るまで待った。
「せーの!」
私は『3』と書かれている自分の紙を見て
またかよと呟いた
友達に同じ数字はなく、見事に皆バラバラ
不満そうな顔をして皆それぞれの教室に向かう
一人を除いて
私は頬杖しながら
教室に入ってくるこれからのクラスメイトを眺めていた
「うわ、マジか」
後ろを振り向くと
顔をひきつりながら立っている女子生徒がいた。
そいつは小学校からの知り合いで、リサという。
良く対立しては喧嘩していた仲だった。
「こっちのセリフやわ、アホ」
「アホにアホ言われたないわ!」
別に馬が合わないって訳じゃなく
お互い似た者同士なだけだ。
「あ。」
リサは誰かを見つけたように向こう側を見ている
その方向を見ると
知っているヤツがそこに座っていた。
そいつもまた
小学校からの知り合いである。
だが私はそいつと仲良く話しているヤツが気になった。
どこかで会ったはずだが
その日は全く思い出せなかった。
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