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燃え盛る、戦火の中
子供、大人、老人の悲鳴が響き渡る。
警備兵は1人、また1人と戦火の中に消えていく。
そんな中、勇ましく戦う少年達の姿があった。
「なんなんだ! いきなりレギンスの連中が攻めてくるなんて!」
「知るかよっ!!」
1人の少年が問うともう1人の少年が答える。
1人は剣を持ち、もう1人は槍を持っている。どちらとも、寂れた武器屋から持ってきたのかボロい武器を使っている
「おい! ダライ! 今、何人目だ!?」
「今、ちょうど50人目!!」
どうやら、剣を使っている少年がダライというらしい。
「へっ! 俺なんて100人目だぜ!」
「嘘付け! こんなボロい武器で100人も倒せるかよ!」
「へっ! バレたかっ!」
「バレバレだよ! で、ライ! 本当は何人目だ!?」
「お前と同じだよ!!」
「よしっ! 51人目だ!!」
「こっちもだ!!」
二人の少年はほぼ同時に敵の兵士を倒したが、またしても新手が現れる。
「また新手か…… あと何人倒せばいいんだ!!」
「しるかよっ! とりあえずやるぞ!!」
そう言いながら、二人の少年は新手の敵に向かっていった。
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