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「久しぶりに腕が鳴るぜ!」
社員は諒とのデュエルを何かと楽しみにしている
そこに…
「茨木君、調子はどうかな?」
「し、社長! 何しにここへ?」
「あの少年の件だが… ある人がこれ以上追求しなくていいようだよ」
「へ?」
「私もよくわからないのだが、記憶はゆっくりと取り戻していけばいいそうだ」
「待ってくださいよ、ある人って誰ですか?」
社員は問う
「名すら明かしてくれなかったよ。だがあの人は何か知ってる可能性があるな… それに何かと手配してくれたよ」
社長は社員に書類を渡す
「なんですかこれ?」
「見せればわかるさ。じゃ仕事を続けてくれたまえ」
社長は仕事に戻っていった
「で、デッキの代わりに持ってきたのがこれかよ」
諒は社員が持ってきた書類に眼を通す
「なにこれ? 星鈴学園って学校だよな」
「既に入学準備は済んでるってさ」
「そうか。入学準備は済んでるのか。って早すぎだろ! 俺がここに来たのにまだ2時間ぐらいしかたってないぞ!」
諒はツッコミながら書類をテーブルに叩きつける
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