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倉庫の中に入ると、ものすごい数のバイク。
カラフルな頭のヤンキー君たちが、それぞれ自分のバイクをいじっていた。
なんか懐かしいなぁ。
エンジンを吹かす音、オイルのにおい、倉庫のこの雰囲気─────全てが懐かしく感じる。
……魁斗たちは今、何をしてるだろう？
学校？溜り場かな？
それとも…………
「おい、行くぞ」
ぼーっとしているあたしに、玲央が声をかけた。
あたしは「うん」と返事をして、玲央の後を追う。
それとも、あたしを探しているのかな…………？
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