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「だから、お前が暁にいる間は暁姫だ…………椿鬼じゃなくて」
玲央の言葉にあたしは俯く。
何で…………何でみんなはそんなに優しいの?
あたしは椿鬼なのに…………覇王の四天王だったのに。
「美愛は俺たちが絶対ぇ守る!
だからさ、美愛はもう椿鬼にはなるなよ」
天馬の言葉に、あたしは顔を上げた。
「美愛は今日から暁姫だろ?
椿鬼になる必要なんかねぇんだよ…………
俺たちが守るんだからさ!」
天馬がにやりと笑った。
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