8517人が本棚に入れています
本棚に追加
「……なぁ、美愛を暁に入れないか?」
突然の玲央の言葉に、俺たち三人は目を見開く。
「お前、正気か?」
空夜が聞くと、玲央は大きく頷いた。
「俺、あいつのことほっとけねぇんだわ………多分惚れたんだと思う」
今まで特定の女を作らなかった玲央がここまで言うんだから、かなり本気なんだろう。
しかし、俺はやはり椿鬼と関わることには賛成できなかった。
最初のコメントを投稿しよう!