叶多side

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「確かに美愛は可愛いし、俺だって好きだけど…… でも、チームが危険になるなら俺は反対だ」 天馬が唇を噛み締めながら言った。 そう、俺たち幹部はチームを守らなければならないという責任がある。 私情だけで行動することは許されないのだ。 「わかってる……でも、あいつを救いたい」 肩を震わせながら言う玲央。 それは暁の総長の顔ではなく、一人の男の顔だった。
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