8517人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ抜けろよ!
てめぇみたいな奴、暁にはいらねぇよ!」
空夜が吐き捨てるように言った。
「空夜、それは極論だ。
玲央も冷静になれよ」
俺が言うが、部屋の中は一気に険悪ムード。
天馬は頭を抱えながら「どうすりゃいいんだよ」と唸っている。
「…………わかった」
不意に玲央がそう言うと、ドアの方へと歩き出した。
嘘だろ…………?
最初のコメントを投稿しよう!