叶多side

14/18
前へ
/682ページ
次へ
「何でもっと俺たちを頼らない? ……そんなに俺たちは信用できねぇか?」 「いや、そんなこと…………悪い」 玲央が目を伏せながら謝った。 「そうだよな。俺、みんなに迷惑掛けたくないと思って、いつも一人で色々やってたわ……」 自嘲気味に笑って、そう続ける玲央。 「でも、逆にお前らを傷つけてたんだな…… ほんとに悪かった…………」 玲央のその言葉に、空夜はそっぽを向いた。
/682ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8517人が本棚に入れています
本棚に追加