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振り返ると、白に近い金髪の男がこちらを睨んでいた。
「やっべ、凰河だっ！」
「マジかよ……逃げんぞ！」
あたしの腕を掴んでいた男たちは、金髪の男を見ると一目散に逃げて行った。
……助かった？
突然の出来事に立ちすくんでいると、金髪の男が近づいて来た。
「おい、大丈夫か？」
声を掛けられ、顔を上げて男の顔を見るあたし。
──ッッ!?
うわ、何この人、めちゃくちゃイケメン!!
ってか綺麗!!
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