転校

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──ピピピピピピピピピピ…… 部屋に鳴り響く目覚ましの電子音。 「んん……んぁ?」 あたしはベッドの中から手を伸ばし、手探りで鳴っている目覚ましを止めた。 「うぅ……寒っ…………」 出した手を引っ込めて、ふとんの中で丸くなるあたし。 そのままもう一度夢の中に入ろうとしたけれど、ふと我に返ってガバッと勢いよく起き上がった。 「今日から新しい学校じゃん!?」
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