玲央side

6/22

8517人が本棚に入れています
本棚に追加
/682ページ
「あはっ、大丈夫です! ありがとうございました」 女がパッと笑顔になって言った。 「いや、別にいいよ…… 今度から気を付けろよ」 「は、はい……」 やっべぇ。 その笑顔、反則だろ。 俺今絶対ぇ顔真っ赤だし。 「教室まで送ろうか? ……もうすぐ授業始まんだろ」 俺は照れ隠しのために、わざと横を向きながら聞いた。
/682ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8517人が本棚に入れています
本棚に追加