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眩しい光に目がさめた紅狐は辺りを見回した。
叶時は何処にもいないのを確認すると、顔を洗いにリビングへ行く。
ふっ と机を見る。
手紙が一枚置いてあった。
その手紙を読むと紅狐は怒りに震えた。
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紅狐へ
お前の大切なノートパソコンは預かった。
返して欲しけりゃ、俺様のいる高校まで来い。
来ないならノートパソコンは破壊する。
By 叶時
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あんの、くそやろーが。
殺されたいのか?
俺に殺されてーのか、そーかそーか……
すぐに、殺してやる(怒)
紅狐は、事前に調べてあった叶時の高校を思い出すとピンクのパーカーにジーンズをはいて叶時のいる佐原高校(サハラコウコウ)へ向かった。
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