プロローグ

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なんだろうか…この朝起きた時のダルさは… 皆一度は経験したことがあるだろうこのダルさ… 「眠い…」 二度寝しよう 仕方ないだろ眠いんだから!! 「お兄ちゃ~~ん」 この声はまぁ一人しかいない俺の妹の禀華だ。 バシッ!! うん。まさか意気なり平手打ちがくるとは思わ無いでしょ普通は「痛って~な!いつも普通に寝させろと言っているだろ我が妹よ!」 ふざけて言ってみた。 「イヤイヤなんで普通に寝かすのよ!?朝だよ。気持ちの良い朝だよ。」 軽くそこをスルーされたので良いことを教えてあげよう。「ホォ~この風が強~い台風が来ていて学校が休みだというのにか?」 「ウッ!、そこを突かれると痛いな~」 痛いらしい。 「ってことでお休み。」 「わわっ待って待って!」 正直昨日は夜中ずっとネトゲやってたから寝てないんだよな。 「なんで台風の日に起こしたと思う、お兄ちゃん?」 知らん!そう思ったが聞いてあげた。 「なんだ?」 「実は今朝ね、お兄ちゃんが起きる前にお母さん達が意気なり『お母さん達仕事でロンドンに住むから家のことよろしくね』と言って行ってしまいました。」 ………?はい? 今サラっと凄いことを妹が言った気がする。 「え~っと禀華さんや、マジで言ってるの?」 「こんな冗談言うと思う?」どうやらマジらしい… ということは-ー 「もしかしてお前と二人っきり?」 「そだね。お兄ちゃんと二人っきり…」ポッ!! なんか妹の顔が赤い風邪か? 「大丈夫か?顔赤いぞ?熱あるんじゃないか?」 そう言って、でことでこを合わせてみた。 「う~ん熱は無いみたいだな~」 カァ~~!!!! 「お兄ちゃんのバカァー」 バシツ! 本日2回目頂きました。 ここから俺達の日常は非日常に変わっていった。
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