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「で、マジで何の用だよ」
(いや?ただ元気かなーって思って。)
「ふざけんな。それだけでこの時間って嫌がらせか。」
(いや、椿ちゃんの事とかも話そうと思って。)
「……椿がどうかしたのか。」
(まだ特に何もないけど……あの子冷めてるっていうかクールね!!)
「はぁ?確かに冷めてるとこはあるがそこまでじゃねぇだろ。昨日なんかうちのキッチン戦場後みたいにしてたし。」
(それはチカ君といるからでしょ?あの子チカ君の話する時は表情柔らかくなるもんね!)
「………さあな」
(あっ照れてる?照れてる?嬉しい?今顔真っ赤?)
「っるせーな!で!椿は学校で上手くやってけそうなのか?」
(うん。それは心配ないと思うよ。いい子達が友達になったみたいだし。)
「……それって男か?」
(えーと、男二人と女二人!)
「変な虫つかないようにしろよ。」
(僕は理事長だよ?生徒の青春にまで口は出せないよ!)
「チッ使えねーな。」
(親友に使えないはないんじゃないかな?)
「自称親友だろ。」
(うわヒッドー。ま、なんかあったらまた連絡するよ。)
「おう。頼んだぞ」
……はぁ、相変わらずだなコイツは。こんなんで理事長がつとまるのか?
そう思いながら部屋に戻ったら椿が起きていた。
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