5.発覚する事実

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「で、マジで何の用だよ」 (いや?ただ元気かなーって思って。) 「ふざけんな。それだけでこの時間って嫌がらせか。」 (いや、椿ちゃんの事とかも話そうと思って。) 「……椿がどうかしたのか。」 (まだ特に何もないけど……あの子冷めてるっていうかクールね!!) 「はぁ?確かに冷めてるとこはあるがそこまでじゃねぇだろ。昨日なんかうちのキッチン戦場後みたいにしてたし。」 (それはチカ君といるからでしょ?あの子チカ君の話する時は表情柔らかくなるもんね!) 「………さあな」 (あっ照れてる?照れてる?嬉しい?今顔真っ赤?) 「っるせーな!で!椿は学校で上手くやってけそうなのか?」 (うん。それは心配ないと思うよ。いい子達が友達になったみたいだし。) 「……それって男か?」 (えーと、男二人と女二人!) 「変な虫つかないようにしろよ。」 (僕は理事長だよ?生徒の青春にまで口は出せないよ!) 「チッ使えねーな。」 (親友に使えないはないんじゃないかな?) 「自称親友だろ。」 (うわヒッドー。ま、なんかあったらまた連絡するよ。) 「おう。頼んだぞ」 ……はぁ、相変わらずだなコイツは。こんなんで理事長がつとまるのか? そう思いながら部屋に戻ったら椿が起きていた。
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