入学式

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
―ざわざわざわざわ 20XX年3月29日 大阪府立の高校の合格発表の日 この物語の主人公である ゙はる゙も受験した旭高校に 来ていた。 ―ざわざわざわざわ はるは落ちた時の言い訳を ずっと考えていた。 はるという人間は 意地っ張りのでしゃばりで ちょービビりでMな 一般な男子?なのだ。 はるの受験番号ば49゙、 はるは全力で探した... 「あった!!」 はるは嬉しさの余り泣きそうになったが、 涙を堪え、余裕の表情で 母親に電話した。 昼から、 入学説明会があるため はるは一人で 近くのファミレスに来ていた。 1時間ぐらいして母親が到着し 体育館で校長の話を聞いていた時だった、 「ばん!!」 体育館の扉が勢いよく 開けられた。 入ってきたのは、 金髪にピアスが2、3コ ついている奴。 そいつの顔を見た時、 はるはビックリした。 そいつは受験の時に カッコイイなと見ていた奴 だったのだ。 あまりの迫力にはるは軽く 圧倒された。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!