15年前の愛の幸せと苦悩

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朝の海はとても綺麗で心を癒してくれる。 今は一人で来ている。 いつまで見ても飽きない波が、今の自分の重圧を優しく包んでくれる。 見送るのは辛い。 見送られるのはもっと辛い。 帰ろう。 そして、彼女に別れを告げに。 電話もせずに直接、彼女の家に行った。 もう知っているのだろう。 自分のしている事も。 お互い昔の様にはいかなく、哀しい空気が流れていた。
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