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見事に変異体を倒し、食料を手に入れた二人はそれを持って三崎のところまで戻ってきた
弘
「持ってきたぞ」
そう言って三崎の前に大量の食料が入ったリュックを放り投げる
三崎
「まさか本当に戻って来やがるとはな、運のいいやつらだ」
弘
「お前、あの変異体の事、知ってて黙ってただろう」
三崎
「ああ、あれには困ってたんだよ
生き残ったやつの話だと変な音が聞こえた瞬間にどういう訳か仲間がいきなり襲い掛かってきてな、それでいつも失敗してたんだよ
だがお前らに言うの忘れてたわ、悪い悪い!がははは!!」
弘
「貴様…」
零
「それよりも食料は持ってきた、これで文句ないだろ、さぁ恵さんを返せ!」
三崎
「安心しろ、俺は約束は守る男だ、おい!女を連れてこい!」
そう言われて男が部屋から出ていく
三崎
「ところでお前ら、俺らと組まねぇか?
あの化けもんを倒せるんだから相当腕が立つんだろ?悪いようにはしねぇ、どうだ?」
零
「ふざけるな!誰がお前なんかと組むか!」
三崎
「…そっちのお前は?」
弘
「零と同じ意見だ、お前と組んだらいつ後ろから撃たれるかわかったもんじゃない」
三崎
「へっ!信用ねぇなぁ」
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