クリスマス、数日前

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投げつけられた、クッションをどかしながら 「わかった、クリスマスは……」 ヒュンッ、凄い勢いで鉛筆が僕の真横を通過した。 投げたのは、もちろん彼女 がくぶるの僕 怖いっす お願いだから、ヤンデレ彼女にならないで。 「べ……あんたがどうしてもって言うなら、一緒に居てあげてもいいって言ってるでしょ!!」 言ってない、言ってない。 先読みし過ぎ だけど、彼女の本音だとわかった。 「じゃあ、クリスマスは一緒に過ごすってことでいい?」 クマのぬいぐるみを抱き抱えながら 「う……うん」 ここは、素直なツンデレ彼女とクリスマスを過ごすことになった、僕。 追記、鉛筆は壁に突き刺さってました。 怖!!
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