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2×××年
ある人里離れた所に大きな屋敷があった。
その屋敷の奥の庭に大きな蔵がある…………
その蔵のなかで小さな女の子が二本の刀をじっとみていた
ギィー………
バタン
「またここにいたのか、本当にこの刀が好きなんだな」
と、男口調の女の人が入ってきて女の子にそう言った
「蝶華ばぁちゃん!!」
ドンッ
「ぐはっっ」
そう言って女の子がかけよっ………
いや、飛び付いたW
女の人………
そう。
主人公
オウヅキチョウカ
桜月 蝶華
である。
蝶華は上半身だけ起こし、懐かしそうに刀を見ながらいった。
「この刀と持ち主の話をまだしたことなかったっけな………」
「聞かせてくれるの?」
パァァァっと効果音がつきそうなくらいの満面の笑みをうかべ女の子がいった
「あぁ」
そう言って女の子の手を引き、刀がある蔵の窓辺ね椅子に腰掛けた
「さて、昔話をしよう」
そのとき コトリ…… と刀が鳴った気がした
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