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夢と現実の境目に雄二はいた。
しかし、電話が雄二を起こした。
プルルル、プルルル
雄二は液晶を確認する。
表示は「非通知」。
イラつきながら電話に出た。
「誰ですか?」
しかし何も答えない。
「………コンビニを通り過ぎた」
それで電話は切られた。
雄二は、壁に怒りをぶつけた。
ドゴッ!
多少凹んだが、気にもしない。
コンビニから家までは100メートル。
雄二は、非通知は受信しないように設定し、ベッドに入った。
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