クチビル

2/2
前へ
/2ページ
次へ
君に触れたクチビル 重なり合う二つの影が 夜のハイライトを映し出す 君が僕を見つめて 僕が君を見つめる 僕らの鼓動が 静かなこの部屋で響き合う 君が僕を狂わせる その濡れたクチビルで その悪魔のような瞳で 僕は君を腕の中で 『ギュッ』と抱きしめる 永遠に離れないように… 淡い吐息がこの静かな部屋で こぼれ落ちる だけどクチビルを重ねるごとに 二人の気持ちがつづつ 分からなくなっていく 君との最後のKISS 二人の気持ちが変わった 何が二人を変えたんだろう? これで最後と云い 触れたクチビル 最後に傷跡だけが残った だけど悲しみは無いカナ? 僕が君を惑わした そのイタズラなクチビルで その冷たい眼差しで 僕は君を抱き寄せた だけどそのなかにいた 君は幻のように消えた 最後のKISSは僕の心に とても深く爪を立てつけた 残された爪跡 だけど痛みは無い 残された爪痕 この想いを隠す ごめんね?わがままで それが僕のリグレット イタズラに交わしたKISSが 君を傷つけた 深いせつなさを生んだ もう二度と戻れないよ? 君との関係… このクチビルで 終わった過去達 もうリグレットはないよ 『今までありがとう』
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加