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「“プラズマポケモン愛護団体”…
名称がプラズマ団と似ているわ…」
「うむ…
“プラズマポケモン愛護団体”は人間から乱暴を受けたり蔑まれる事が多いポケモンを守り、さらにポケモンに自由と平和を与える事を目的に組織された団体だった。」
「ポケモンに自由と平和を与える…!
それもプラズマ団と似ているわ、だってプラズマ団は人間からポケモンを自由にする事を目的に活動している組織だもの!
そのやり方はあまりいいものではないけど…」
「うむ、ならばおそらくプラズマ団は彼が母親の意志を継ぎ、彼なりに“プラズマポケモン愛護団体”を模して作った組織なのだろう…
それはともかく、もちろん“プラズマポケモン愛護団体”は大人で構成された組織、ゲーチス以外の子どもはいなく、周りは頭の堅い大人ばかり…
彼の遊び相手と言える友達などいるわけがなかった…
それに、彼はその後継者だ、彼の母親は彼を優秀なリーダーにさせるべく彼は勉強ばかりさせられ、友達も選んで付き合うように言われていたらしい…
私はポケモンリーグチャンピオンの息子という事で大目に見られていたみたいだが、しかしやがてアデク父さんとゲーチスの母親の意見が食い違うようになって来てな…
私とゲーチスはそうそう毎日会う事は出来なくなった…
それでも私とゲーチスは親の目を盗んで密かに会っていた…
そして約束した、いつか必ず2人で協力してこのイッシュ地方を人間もポケモンも皆仲良く幸せで平等に暮らせる平和な良い地方にしようとな…」
「そうだったの…」
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