15人が本棚に入れています
本棚に追加
「私はあいつの事は嫌いじゃないし、憎んでも恨んでもいないよ。
ただ、マリアやお前達のために注意はしていたけどな…」
「そう…
でも、どうして…?
ゲーチスはお父さんを崖から突き落としてお父さんに重傷を負わせてお父さんの死期を早まらせた張本人だってノボリ兄さんもクダリ兄さんも伝説ポケモン達も皆そう言ってるわ…
ゲーチスと親友だったのは分かる…でも普通そんな事されたら憎んだり恨んだりするものでしょう?」
「…リリス、お前にだけはこの事を言っておくが、ゲーチスは私を崖から突き落としてなんかいないよ。」
「なんですって…?」
「むしろ、あいつとのポケモンバトルの最中、誤って足を滑らせ崖から落ちそうになった私を助けようとあいつはとっさに手を伸ばしてくれた。
しかし、その手は届かなかった…
だが、私はその後少し滑り落ちたものの一度崖にしがみついた…
だが、その時、奴が…
私を本当に崖から突き落とした真犯人がその場に現れた…
そして、私はそいつによって崖から突き落とされたのだ……
だから、ゲーチスではない。」
「そんな……!
それじゃあ、真犯人は一体誰なの…?」
「……悪いが、これ以上は言えない。
お前の身の安全のためにもこれ以上言う事は出来ない…」
最初のコメントを投稿しよう!