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「星形のブレスレットですか…それはとても良いと思います。
それにリリスに似合いそうです。
分かりました、ではそれを買って来ます。
そしてその後ダークトリニティーに命じ、それを早急にリリスに届けさせましょう。」
「…待て…
それに、リリスに届ける役目はお前に担ってもらいたい…」
「私に、ですか…?」
「ああ…
…お前も、口には出さないが、本当はリリスに会ってチョコの礼を言いたいと思っているのだろう…?」
すると、ゲーチスはまいったなと言うかのようにふぅとため息をついた。
「…かないませんね、あなたには…
分かりました。」
「…フフ、決まりだな…
それと、星形のブレスレットと共に手紙も届けてもらいたいのだ…」
「手紙ですか…それは良い考えですね。
あなたからラブレターをもらえば、リリスもこちらに来る気になるかもしれません。」
「…ラブレターというほどではない、ただの礼状だ…
紙とペンを取ってくれないか…?」
Yにそう言われ、ゲーチスは近くにあった棚の引き出しから紙とペンを取り出すと、それをYに渡した。
「ありがとう…」
Yはそう言ってゲーチスから紙とペンを受け取ると、小箱の上に紙を置き、右手でペンを持つと、やがてリリスへの手紙を書き始めた…
そして、しばらくして手紙を書き終えると、Yはその手紙を丁寧に4つ折りにしてゲーチスに手渡した。
すると、ゲーチスが言った。
「この手紙と星形のブレスレット、必ずリリスに届けます。」
「うむ、頼んだぞ…
ところで、ゲーチス、いつものようにポケモンバトルがしたい…
バーチャルトレーナーとポケモンを用意してもらえるか…?」
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