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「(ジャローダがとぐろを巻いて攻撃力と防御力を上げた…!
その状態で物理技を放たれればペンドラーは大ダメージを受ける…
だが、その前にペンドラーが虫タイプの技か毒タイプの技を繰り出した場合、ペンドラーはその両方のタイプを持っているため技の効果は2倍、だからいくら防御力を上げているジャローダとて平気ではないはず…
どちらも気を抜けない戦いですね…)」
ゲーチスがそう思っていると、バーチャルのエリートトレーナー(男)がペンドラーに指示を出した!
「ペンドラー、ハードローラー!」
「ペンドラー!」
と、ペンドラーは丸くなると勢いよくジャローダに向かって転がって行った!
「(…やはり、ペンドラー得意のハードローラーで来たか…
良い攻撃だ、いくら防御力を上げたジャローダと言えども虫タイプを持つペンドラーのハードローラーを受けたら大ダメージを受けるのは確実…
だが、私のジャローダは守りより攻めを優先する…
だから、ダメージを受ける前に倒す…!)」
Yがそう思ってジャローダを見ていると、ジャローダは、勢いよく向かって来るペンドラーに向かって行くと自分も勢いよくギガインパクトを繰り出した!
ドゴッ!!
「ペンドラー…!」
攻撃力が上がっていたジャローダのギガインパクトをくらったペンドラーは自分も勢いよくジャローダに向かって行った反動で吹き飛ばされ、ドカッと壁に激突した!
「(…チェックメイト…)」
Yがそう思い、ペンの先を小箱にコツ…ッとつけると、それと同時にペンドラーもその場にドッと倒れた!
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