第4話

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****** 先生とのお昼が終わって教室に戻ると、雪ちゃんが嬉しそうに私の帰りを待っていた 「彩乃~どうだった」 ……… 「彩乃~?」 「…先生何考えてるか分からない」 私は唐突にそういって雪ちゃんの前の椅子に座った 「…何があったの」 「…ただからかわれただけ」 その言葉に雪ちゃんが反応した 「私さぁ、彩乃から話聞いてて思ったんだけど…」 「なに?」 雪ちゃんがグッと私に顔を近付けてきて、 「隼人くんが、ちょっかい出すのって彩乃だけだよね…」 「…っえ?」 いきなりの雪ちゃんの発言に頭がついていかなかった 「だってさっ、他の生徒に対してやってるとこ見たことないよ」
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