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今日は災難だった。
まさか廊下に立たされるなんて。
「私は起こしたもん。」
と峰岸は言っていたが、俺が気づかなかったということは、、。
それは起こしたことにはならないのでは?
まあ今さら言っても遅いので忘れよう。
「なあ、ほんとにキャッチボールするのか?」
今は下校中。
峰岸とは帰る方向が同じため、なりゆきで一緒に帰ることになった。
「ほんとだよっ!てか一緒に帰るのって久しぶりだね!」
「まあ、今まで部活があったからな。」
というか、今の俺たち2人は周りからどんな風に見えているんだろうか。
…教室でもよく一緒にいるし、特になにも思われないか。
いつも通りの何気ない会話をしながら歩き、互いの家へと別れる交差点まできたため、一旦別れる。
「じゃあ公園に集合でいい?」
「あぁ。峰岸の分のグローブももってくから、動きやすい服装でこいよ。」
「わかった!じゃあまたあとでね!」
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