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「まあ、暇だけど、何で?」
確かに部活がなくなったおかげでやることがなく、暇で暇で仕方ない。
「じゃあ、キャッチボールしようよ!」
「……。えっ!!なんで?!」
びっくりした。
峰岸はあまり活発に運動をするようなタイプじゃなかったはずだ。
「いいじゃん。ずっとやりたかったけど一也部活で忙しいし、できないだろうなって思ってたから。ねっ!いいでしょ?」
「…あぁ。まあ、いいけど…。」
なんか、こいつがキャッチボールやりたかったって意外だ。
まあこのままじゃ俺の体もなまるし別に良いんだけど、でも、、
「お前スポーツできるの?」
「んーわかんないっ。やってみなきゃわかんないでしょっ!」
「…あー。そうだな。」
経験ゼロだった。
「じゃあ決定ね。今日の放課後だよ!場所は近所の公園でいいでしょ?」
「ああ、まあグローブとかとりにどうせ帰るし、それでいいよ。」
とはいえ、経験ゼロの奴相手にキャッチボールって不安になってきたな…。
まあいっか。
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