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僕はエミさんの匂いだけではなく、素振りや容姿、全てに惹かれていた。
一緒にいるだけで幸せな時間であった。
話は少なく、ただ一緒にいるだけになってしまったが、時間だけは早く進んでいた。
気付いた時には、明るかった空が少し赤くなっていた。
時刻は18時。
僕はもう帰る時間になっていた。
帰る前にどうしても聞きたい事があった。
しかし、これを聞く事でもう会えないかも知れないと思った。
それでも僕は、勇気を出してエミさんに聞く事にした。
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