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「んーま、体験だしまず俺はあんま怒ったりしねぇしリラックスしていいから。とりあえず俺は山崎こうき。よろしく。」
「あ、よろしくです…っ」
「名前は?」
「美野山このはですっ」
「美野山さんね。中3?」
「はいっ」
「そっか。受験か。ま、やろっか。教科何がいい?俺は理数が得意だけど?」
「じゃあ数学で。」
「了解。」
すると山崎先生は立ち上がってプリントを探しに行った。
なんか冷たい感じだけどちょっとかっこいいしいいかも。
そんなことを考えてた。
仲良くなれたらいいな。
そう思いながらカバンから筆箱を取り出した。
「ん。おまたせ。とりあえず学力わかんねぇしこれしてみて。」
渡されたのは習った範囲までのプリント。
「はい。」
私は黙々と問題を解いた。
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