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そんなときだった 向こうに灯りらしきものが見えた さっきとは比べ物にならないほどすぐに体を動かしてその灯りが見えたところまで走った そのときは何も考えずに無我夢中になって走った ふと気がつくとその灯りも私のほうに走って来ていた その灯りと私の灯りが触れ合った・・・ 「やった~俺一人じゃなかったんだ」 人の声を聞いて安心したのか全身の力が抜け、その場に泣き崩れた 「おい、大丈夫か?」 その声は透き通っていてとても魅力があった 「え!?あ、はい大丈夫です・・・」 涙を手でぬぐいながら答えた
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