プロローグ

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「お兄ちゃん~朝からレトルトなんてやめてよ」 すこし張りのある声で叫んだ 「賞味期限が切れかけていたのよ」 スーツ姿のお母さんがひょこっと出てきてクスッと笑いながら言った そう言い残すとすぐに家を出て行った 私も早く行かないといけなかったのでぐちゃぐちゃになった髪をアイロンで直して家をあとにした
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