ありえん物語

忘れられない

俺は泣いている雅鬼に「どんまい」と優しく言った。

昼休み

屋上で、俺は雅鬼と恵美３人で昼飯を食べていた。

涼「恵美。美味しそうだな。その玉子焼き。」

恵美は自分で作った弁当を持ってきて食べていた。

食べさそうな顔をしている涼に、恵美は「涼君、食べる？」っと問いかけてきた。

涼は頷き無言で食べた。
雅鬼は食べるのが早いから、会話などできない。

雅鬼は仰向けになって、空を見ていた。

雅鬼「あの時を思い出すなぁ。と・き・や、かぁ」と残念そうに呟いた。

雅鬼の言葉を聞き、涼は「もぅ、忘れようぜ」と今にも泣きそうな顔をしながら言う。