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実『ジャーン!合格通知~♪』
直『おー!よくやった!!』
乱暴に頭を撫でられる。それほど直也くんも嬉しかったってこと?
直『まさか実彩子も俺と同じ学校だとはな』
実『嬉しい?』
直『あぁ。一年だけだけどな』
その一年だけに、私は今まで頑張ってきたのよ…?
そう、自分なりに頑張ってきたつもりだった。
でも、努力だけじゃどうしようもないってこともあるんだよね。
直『…ごめん。実彩子一緒に帰れない』
実『え…しょうがないね。じゃああした『明日も一緒に帰れないんだ。それから先も…』
実『それ、どういう意味?』
なんとなくだけど、気付いてた。
だけど、気付かないふりをしていたんだ。
じゃないと、辛くて…
直『彼女ができたんだ』
でも、
実際に聞く言葉の方がずっと苦しかったよ…
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