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そんな子供の頃の約束を信じてるなんて、バカみたいよね。
初恋は実らない
幼なじみは恋愛に発展しない
確かにそうだった。
私は直也くんにとって妹でしかない。昔も今も…
もしも、
私が直也くんの幼なじみじゃなくて、
同い年の女の子だったなら、
私は直也くんの隣にいれたのかな?
直也くんは最高の笑顔で笑ってくれたのかな…?
二年早く生まれていたら、違った現在(イマ)になったのかもしれない…
こう考えるのも今日が最後。
明日からは笑わなきゃ。
せめて直也くんの前では笑っていよう。
涙はあなたの前では引っ込めて。
"自慢の妹"でいるの…
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