恋する貴女に力を

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なんとか二人を追いやり、改めて自分の顔を見た。 いつもの顔― だが、そこには異なる物が付いていた。 井上『…狐…?』 自分の意思に合わせ、ピョコピョコと動く耳、頭の上にはそれが付いていた。 そして極めつけは尻尾。 (なんで?どうして?狐?) 訳の分からない事にパニックになった。
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